[20周年記念]復活のルルーシュ否定派の説得を試みる

どうも、けけみけみです。

最近、コードギアスがもうすぐ２０周年ということで、記念イベントが発表されてましたね。
どうやら奪還のロゼがTV放送されたりするらしいです。

アキトがまぁ観ても観なくてもどっちでもいいよみたいな出来のせいで、ロゼもいまいち観る気がしてませんでしたが、テレビ放送されるなら観ようかなと思ってます。

それも全て反逆のルルーシュが作り上げた超絶高いハードルのせいだと思うんですけどね。

同様に、復活のルルーシュも巷では賛否ありますよね。
個人的には最高の作品なんですけど...
もう復活のルルーシュが公開されてから５年以上経ったということで、ネタバレもありで賛否否定派の説得を試みます。

記事としては、以下の流れで進めます

#1 否定派の意見に自分の解釈を述べる

#2 復活のルルーシュのgoodポイントを述べる

最後まで読んだらもしかしたら、評価が変わってるかもしれません。
あの映画を楽しめないのはもったいないですよ。

#1 否定派の意見に自分の解釈を述べる

一番よくある理由は、 「ラストシーンの感動が薄くなる」 という意見だと思います。

あんなにも綺麗に終わったし、すごく感動したのに実は生きてましたなんて興覚めだという気持ち、理解できます。

でも、これに対して自分が今一度問いたいのは、ゼロ・レクイエムの何に感動したのか？です。
このラストシーンに感動する理由は色々ありますが、まず一つは「ルルーシュが自分の死と引き換えに世界に平和をもたらす」という決意とそこに至る過程に感動するんだと思うんです。自分はそこに感動を覚えました。

映画本編のＣＣのセリフからも分かる通り、「ルルーシュは死ぬつもりだった」んですよ。復活のルルーシュで文字通り復活しましたが、ゼロ・レクイエムにおけるルルーシュ本人の決意、その過程は何一つ偽りではないわけです。

そんな風に思うと、その瞬間感じた感動は何一つ損なわれてないなと感じるわけです。

これは脱線ですけど、コードギアスって、「結果」を追い求めたルルーシュと「過程」を大事にしてきたスザクが最後は協力するのが良いですよね。
クライマックスもこれまでの過程があるからこそ、結果がより感動的なものになるっていうのもエモいです。

さて、他の意見ですが、「シャーリィなんで生きてんねん」とか「マオはどうなったんだ」とか劇場版で違いがある部分についてどっちが正史なんだよという意見をよく見る気がします。

これに関しては、どっちも正史ですと名言されていて、あくまで復活は劇場版の歴史での物語だということです。

このコメントに対する反発としては、 「主に蛇足の映画で本編を汚すな」 が主な意見だと思います。というか復活が嫌いな人のほとんどはコレなきがしていますが。
自分は復活については、制作者は最大限ファンの目線に立って作品を作ってくれたと感じたので、あまり気になってないですね。
このあたりは#2で語りたいと思います。

#2 復活のルルーシュのgoodポイントを述べる

この作品の良いポイントは全て、 「制作者がコミュニティと真剣に向き合って制作したことがありとあらゆる所で伝わってくるところ」 に集約されますね。

誰もが観たいと思った展開、やり取りがここぞとばかりに描かれてます。 そのために、敵側の掘り下げは必要十分な範囲にとどめて、比重もそっちに置いてくれてますよね。

カレンとスザクが共に戦う姿を観たいと思っていたし、いろんなキャラクターがルルーシュに再会し、ゼロ・レクイエムの後、自分の思いの丈を伝えるところが観たかった。　　 本編を観た人が一度は想像したことなんじゃないかと思うわけです。

なんか書いてて思いましたけど、このあたりのことって公開後にFC2の方で結構書いた気がしてきました。
冷静に５年経っても同じこと言ってるのヤバいね。

それはさておき、C.C.の物語に対して幸せな結末が描かれたということが本作の一番大きな意義ですよ。

テレビ版ではC.C.に対してルルーシュの残した約束は果たされないままでしたから、それをL.L.という形で明確に描いてくれたのがやっぱりこの映画の一番良いところです。

やっぱりラストシーンは演技、作画、演出全て良かったし冒頭のC.C.とルルーシュの旅もこのシーンの感動に深みを与えるのに一役買ってると思います。
そういったところも含めて、「真剣に作ってくれてるんだ」と感じざるを得ないわけです。

おわりに

2025年にもなって今更復活のルルーシュに関する記事を書きたくなるとは思っても見なかったです。
コンテンツを作ってくれるコードギアス公式に感謝します。
そろそろ面白いヤツ欲しいです。お願いします。
映画観てないんですけどロゼって期待して大丈夫ですか？