石川県 輪島市の今



おひさしぶりです。
けけみけみです。
今回は真面目な記事です。
知ってる人は知ってると思うんですが、自分石川県在住でして、
生まれも育ちも石川です。
去年の元旦に地震があったのは皆さんも覚えていると思うんですが、
近頃はそこまでニュースで目にすることもなくなったんじゃないかなと思います。
石川に住んでいる自分ですら、一時ほどは話を聞かなくなりました。
とはいえ、復旧しきってないというのは伝え聞いて知っています。
実際どんな様子なのだろうかと気になり、先週末輪島の鴨ヶ浦へ行ってきたので、 現状を共有します。
鴨ヶ浦は、今はまだ再開してませんが輪島の朝市がやっていた場所の近くにある海が見える岬です。
こんな感じで、晴れた日は海が綺麗で良い感じです。
震災の以前は岬の東側からも来れたみたいなのですが、土砂崩れでふさがれていて通れない状態になってました。 今は、西側といえば良いのか南側と言えばいいのか不明ですが、袖ヶ浜という浜辺から周って辛うじて入れる状態でした。
辛うじてというのはどういう事かというと、土砂崩れで元々あった道がふさがれたままで、
浜辺の岩場を伝ってなんとかいける状態だったんですよね。
浜辺側からは、以前はこの道からいけたんだと思うんですが、写真の通り1年経った今も土砂はそのままです。
迂回して岩場を伝っていくと入口のトンネルにたどり着きました。
トンネルを通って岬の方へいけるかなと思ったんですが、通れはしたものの、
御覧の通り出口も土砂がありました。
今思うとそもそもここ通ったらマズかったかもしれません。
もし行く人がいれば、より海沿いの岩場を周っていくことをおススメします。
トンネルを抜けると岬が見えてくるんですが、以前は水位がもう少しあって水場があったんですが、一面岩場になってました。
地震で地盤が隆起した影響みたいです。
近くにはおそらく震災の時からずっとそこにあるであろう車が放置されていたりと、
震災の爪痕未だ残るといった感じでした。
向かうまでの道中、輪島市内を通った際の様子では生活は問題なく出来てるのかなという印象は受けたんですが、 瓦礫のままの家が残っていたり、通行止めの道もありました。
このあたりは実際に目にすると、色々と思うところがありましたね。
今回ブログ記事を書いているのも、現地を見たものとして今の状況を伝えるべきだと感じたからです。
とはいえ、この記事だけを見ると必要以上に酷く見えるかもしれないのですが、
人の出入りは普通にありますし、道も困らない程度には復旧してますから、
行くのを控えるような状況でもないと思いました。
まだ営業してなかったりする場所もあると思いますが、 もし皆さんが石川に来ることがあれば、金沢だけでなく能登の方まで足を延ばしてみて貰えるとうれしいです。
和倉温泉の総湯とのとじま水族館はだいぶ前に営業再開してますし、
能登島あたりは通ると気持ちよさそうでしたよ。
北の方はたまに道が荒れてるので気を付けた方がよさそうでしたが。
今回はこのあたりで。また次回の記事で会いましょう。
オマケ:能登島大橋の写真